第7章 集団行動の基礎
- 邑樂
- 2019年5月20日
- 読了時間: 2分
人と集団→人はなぜどのように働くのか?
○個人の意思決定はアイデンティティ/自己認識を通して「社会的役割」を果たしている。
またアイデンティティ/自己認識を決める要因として 個人の「モラル」が挙げられる。
・モラル(倫理/道徳観)→常識(共有された規則/ルール)
モラルのあり方には個人の「知性」が要因として挙げられ、知性は認知能力、役割的能力によって決まる。
○人間(個人)とは?個人↔集団↔組織
人間とは「意思と感情を持ち、独自の世界観をもって意思決定し、行動をする主体」である。
利己性・個別性↔利他性・集団性
○人間モデル:
・経済人「人が仕事をするのは、賃金という経済的報酬によるものである」
・社会人「人を動かすのは経済的報酬だけでない。集団に所属していることの安心感や仲間と共に働く喜びを得るためである」
私たちは経済人から社会人を目指さなければならない。
<質問まとめ>
P172 公式集団と非公式集団両方の要素をもつ集団
→組織であり、共同体でもある社会人的集団が挙げられる。
例)飲み会、サークル、ゼミ、学校のクラスなど
P180 同調への圧力によって自分の意見を変えてしまった経験
→集団内で人は異なって見られることを避ける。また周囲と同一の回答や一般的な回答を求められる場面ではなおさらその圧力は強まる。
この同調圧力に屈しないためには、社会人モデルによりすぎない複雑人モデル(十人十色)の姿勢でいることが大切だと考える。
<授業のまとめ・感想>
人はなぜどのように働くのかについてまとめた。集団で動く人間は結果的には個人であり、4つの人間モデルがある。そしておのおの目的のために動いている生き物であるということを認識しなくてはならない。
ただ個人の目的が集団の目的と合致していることこれだけは揺らいではならないと感じた。
他人の行動を思い込みで決めてしまったり、はなから決めつけてしまうことは個人の本質を見抜くことができなくなる。それをしないためにも感情に流されずある意味達観した姿勢であることが大切だと考える。
記録 熊倉稜
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